かぐや
最近、月周回衛星「かぐや」が送ってきた月面映像がテレビのニュース番組で報道されるようになった。月の地平線に青い地球が沈んでいく様子を見て、感銘を受けた人も多いのではないだろうか。僕のようなゲーム好きは、シルフィードというシューティングゲームの月面シーンを思いだしてしまう。かなり昔のことだが、ポリゴンで描かれた月面映像はなかなか見応えがあった。今なら、かぐやのハイビジョン映像をそのままゲームに使えば、かなりリアルな画面になるのではないかと思ってしまう。どこかのゲームメーカーがやってくれないかなぁ〜。

ところで、かぐやとは一体何者なんだろう?宇宙航空開発研究機構JAXAのホームページで調べてみた。

月周回衛星「かぐや」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2007年9月14日10時31分01秒(日本時間)に打ち上げた月探査機です。この計画の主な目的は、月の起源と進化の解明のための科学データを取得することと、月周回軌道への投入や軌道姿勢制御技術の実証を行うことです。「かぐや」は高度約100kmの極・円軌道を周回する主衛星と、より高い楕円軌道を周回する2機の子衛星(「おきな(リレー衛星)」・「おうな(VRAD(ブイラド)衛星))から構成されます。これらの衛星には14種類のミッション機器が搭載され、アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査が行われます。 (JAXAより)
いつの間に打ち上げたんだろうと思ってしまうが、多分その時の打ち上げ映像も自分は見ていたはずだ。衛星から2機の子衛星を分離して連携作業をさせるなんて、そんな難しいこと本当にできるのだろうか。どうせ失敗するに決まってる。日本の宇宙技術なんてそんなものだ…。なんて冷ややかな目で見ていたのを微かに覚えている。どうやら成功したようだ。なかなかやるじゃないか。よかったよかった。

さて、JAXAの説明では「アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査が行われます」とある。アメリカに次いで世界で2番目に月探査をやることになるということか。最新技術で探査するんだから、もしかしたら日本が世界で一番、月のことに詳しくなるかもしれない。これからどうなるか楽しみだ。月の裏には宇宙人の秘密基地があるというが、JAXAはもう見付けただろうか。(笑)


日付 2008年5月10日



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