バナナ
スーパーに買い物に行くと、青果コーナーの目立つところにバナナが置いてある。安くて美味しくて栄養価が高くて満足感も高い。しっとりした食感とボリューム感、そして甘みがお腹を満たしてくれる。みんなバナナが大好きだ。ある時、バナナの美味しい食べ方を知ってから、いつも実践していることがある。それは保存方法買ってからすぐに食べるのではなくて、しばらく常温で置いておいて、黒いブツブツができてから食べるのだ。黒いブツブツはバナナが熟した証拠で甘くなるのだ。本当にそれで合っているのか?ちょっと調べてみた。

害虫(主にチチュウカイミバエ)の日本国内侵入を防ぐため、植物防疫法の定めにより熟した状態では輸入できないので、輸入するバナナはまだ青い緑熟のうちに収穫して、定温輸送船などで日本に運ばれる。植物防疫法、食品衛生法等の諸手続きを経て輸入通関後、バナナ加工業者の所有する加工室内でエチレンガスと温度、湿度コントロールによりバナナの熟成を促す。収穫後時間が経過するにつれて皮の表面に浮かぶ黒い斑点状のものをシュガースポット (Sugar spot) と呼び、簡単な熟成のバロメータとなる。(Wikipediaより)
黒いブツブツはシュガースポットと言うそうだ。覚えておこう。店頭に並んでいるバナナには、シュガースポットが無いから食べ頃ではないのだ。さらに、バナナの保存方法についてこんなことも書いてある。

最適温度は15度で1回でも13度以下にしてしまうと低温障害をおこして傷む進行が早くなる。常にエチレンガスを放出しているため、皮が物に接していてもすぐに傷む。1本づつ切り離してビニール袋に入れたり、成っている時のように吊るすようにした方がよい。(Wikipediaより)
まとまっている方が長持ちしそうなイメージだが、1本ずつ切り離した方がいいらしい。そしてビニール袋に入れる。なるほど。吊すのはちょっと無理そうだなぁ。

栄養素も気になる。バナナはカロリーが高いイメージがあったけど、実はそうではないらしい。1本(100g)あたり86kcalで、ご飯1/3杯分しかないそうだ。主食として食べるなら3本食べても大丈夫だ。

バナナにはビタミンやミネラルが豊富に含まれている。カリウムは、心臓、筋肉の機能を調節する。ナトリウムを排泄して血圧を正常に保つ。夏ばてしやすい人にいいらしい。そういえば、8月7日はバナナの日だそうだ。夏ばてしないように毎日食べよう。マグネシウムは、カルシウムと作用し合い骨の形成を助ける。骨粗鬆症の予防になる。ビタミンB1が疲労を回復し、ビタミンB2が皮膚や髪を作る。ビタミンB6は、神経伝達物質の合成を助け、成長を促進し、貧血を予防する。その他にも、ナイアシン葉酸食物繊維セロトニンポリフェノールも含まれている。まるで天然のサプリメントみたいだ。こんなに栄養価が高いなら毎日食べても良さそうだ。


日付 2008年4月26日



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